ホムンクルスAIについての独り言
[ラグナロクオンライン]のホムンクルスシステムで使用する ホムンクルスAIのカスタマイズについてのメモ
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モルティシア

Author:モルティシア
何時の間にやら貧乏キャラが定着しそのまま「安ケミ」と呼ばれるようになった「安っぽいケミ」
一時休止していたものの、最近ふたたびホムンクルスのカスタムAIの開発&公開を再開
メマー無しPC3の42転職
[完全製薬・完全露店]キャラ

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フェネガル=ラルバーツ
第66回Ragna★Dream2 で朗読した自作ショートストーリーをのっけてみる

タイトルは無し
第65回Ragna★Dream2で朗読したロゼッタ=ハインツの話の補足的お話です
これとロゼッタのお話で完結なのかな?

――
カチャ…カチャ…
甲冑が擦れ合う音が鳴り響く、グラストヘイム古城2階

俺たちは何時からここに居るのか?
そして何故ここに居るのか?
分からないが、気がついたらここに居て、
ここが我が家だということだけが分かっている
そして人間が荒らしに来ては仲間を殺戮していくという事実がある

人間が侵入するたびにそれを排除していく

仲間の中には殺戮を楽しむ者も居るが、
多くは日々を平穏に過ごせれば十分な者達だ

俺たちと人間の争いは
何がきっかけでいつから始まりそしていつ終わるのか
それは誰にも分からない

手近な瓦礫に座り剣の手入れをして
グローブの止め具を確認する
この瞬間が落ち着く
すると外界とここを繋ぐ扉が開く音が聞こえた

また人間が侵入してきたのだ
様子を見に行くと、手当たり次第に
まさに無差別にといった感じで力を振るっている

これでは一部の過激派が街を襲う計画を立てたくもなる訳だ

物陰から奴らに近付き、相手の火力の要であるウィザードを狙う

カキィン!
俺の接近に気付いた奴は盾で辛うじて受け止めた
しかし所詮は物理戦闘の出来ない職業、このまま力で押し切れるだろう
通常ならここで集中力が途切れて詠唱が止まるハズなのだが、
奴はそのままブツブツと詠唱を続けている
襟元のクリップから感じる魔力・・・
そうか、カードの魔力を使っているのか

俺たち魔族が死ぬ時、時々その魔力が凝縮して形になることがある
人間達はその「カード」に込められた魔力を
自らの装備に付与する知恵をつけている
早くこいつを殺さなければ大魔法が発動する、それは危険だ

よりいっそう力を込めた時だ

こちらへ近付く騎士を見て、俺は全てを思い出してしまった
過去の自分を――
――

「ん?フェネガル、お前の合流は明日だろう?」
グラストヘイムへ派遣される大隊の大隊長に声をかけられた
確かに俺は、一日遅れで合流する予定だった
「ちょっと落ち着かなかったもので」
笑ってみせたがちょっとぎこちなかったかもしれない
「女と喧嘩でもしたか?」
そう言いガハハと笑う大隊長
図星だった
昨日彼女ともめてしまったのだ
飛び出した彼女を追ったものの見失ってしまい、
その後悔から落ち着かなくなってしまって
なんでもいいから動いていたかったのだ
「あまり引きずるな、考え事をしていたら死ぬぞ」
真面目な顔で大隊長が忠告をする
(分かっている、俺は生きて帰らなきゃならないんだ)
この戦いが終わったらこの指輪をロゼッタに渡して
結婚すると決めた
死ぬわけにはいかない

2日ほどの行軍を行った後、巨大な門の前にたどり着いた
「キャンプを張るぞ!」
号令が響き、あちこちにキャンプが組み立てられる

ここを拠点として、数日に渡り内部の制圧を試みるのだ
グラストヘイム、ここは魔物の本拠地と噂される土地であり
事実、ここには魔物の王とも言えるバフォメットが住居を構えている

俺たちの最終任務はこのグラストヘイムの奥へ向かい、諸悪の根源を絶つことだ
どこからともなく無尽蔵に現れるモンスターを封じるために
何をどのようにすれば良いか分からない

だからこそ度々派遣チームが結成されては、内部調査を兼ねて
モンスターの数を減らすための討伐が行われるのだ

方法がわからないからこそ、
任務の実態はただの内部調査を数日行った後帰るだけというものになる
だからといって簡単なものではない
通常の刃では刃が立たない強固な鎧に身を包んだ亡霊が何匹も居て
巧みに剣を振り回す場所での調査だ
並みの力量では命を落としてしまう

魔物の魔力を封じたものだとされるカードでも有れば少しはマシなのだろうが
そんな貴重なものが手に入るはずも無く、
高級装備の精錬に必要なオリデオコンやエルニウムすら
一般の人は手にすることが出来ない現状では己の技術と工夫でしか生き残れない

グローブの止め具を確認する
もはや儀式のようになっているその動作を行った後、
最小限の荷物のみをまとめて集合がかかるのを待った

――
グラストヘイム内部の探索を始めて9日目
最後の探索日だ
これから中央の建物のグラストヘイム古城跡の探索に移る
多少の怪我人は出たものの、
この9日間は特に大きな問題もなく順調に進んだかに見えたのだが
この古城跡2Fでバフォメットと遭遇してしまった
辛うじて退けるもこちらの消耗も激しく
暫く経つとどこからともなく復活してくるため
長居は出来ないということで今回の派遣はこれで打ち切ることになった


グラストヘイムの魔物は
倒しても倒しても時間とともに甦るという特徴を持っている
一説では何者かがここに異界との扉を開き
その扉を通じて魔物の思念がこの世界に来て実体化しているという話がある
そのためにこのバフォメットも
思念が実体化した存在であって本体ではないので
何回退けても甦るのだという

怪我人を優先させて避難させ、残るは1中隊規模の人数のみとなった時
運悪くキメラと深淵の騎士に阻まれてしまった
さらにイビルドルイドやレイドリックの群れも居る
完全に待ち伏せされていた

そこから先は良く覚えていない
ただ必死に抵抗したことだけは覚えている

暫くして再編された救援部隊が到着したが
そのとき既に中隊は壊滅し、俺は虫の息だった
「フェネガル!しっかりしろ!」
同僚の声が遠く聞こえる

ああ・・・そうだ俺はロゼッタに・・・渡さないといけないものがある
そして彼女と仲直りしなければ

「テントの・・・荷物にある・・・」
「フェネガル無理に喋るな!もう暫くの辛抱だ、今応急手当してやるからな」
「指輪・・・ロゼッ・・に・・・」
「指輪?馬鹿野郎!それはお前が自分で渡すんだろ?
俺なんかに頼まずに、生きることだけを考えろ!」

もう何も感じない

辛うじて周りの声が聞こえるだけだ
それも暫くして
ただの雑音になり
何も分からなくなった

――
ああ、そうか
今思い出した
『俺は人間だったんだ』

死んだはずの自分が何故モンスターになっているのか
分からないことだらけで眩暈がする

「ピアース!」
『彼女』の槍が俺の体を貫通する

全く、鎧だけで中身の無い体だというのに
どうしてこんなことで死ねるのだろう

体から力が抜けていき地面に崩れ落ちる
最後にもう一度彼女を見た時、薬指に見覚えのあるダイヤの指輪が見えた
「ストームガスト!!」
ウィザードの詠唱が完了し、吹雪が吹き荒れ
他のレイドリック達も次々と倒れていく

大魔法の吹雪の中
騎士となったロゼッタは不思議そうな顔でずっと俺を見つめていた

久しぶりに見る彼女はとても大人びていて美く
そしてとても懐かしかった

俺はそんなロゼッタの顔を目に焼き付けながら
薄れ逝く意識の中で
ただただ事実を噛み締めていた

それは過去を思い出すことで彼女を殺さずにすんだという事実であり
彼女は今も強く生きていて
俺のプレゼントを大事に身に付けていてくれているという事実だ

それだけで救われる気がした


(ロゼッタ・・・君が元気そうで良かった・・・)

・・・彼女の人生が幸せでありますように・・・

―END―

以下あとがきとネタバレ

--[[以下あとがきとネタバレ

フェネの視点で書いてみまいた

最初はロゼッタとのやりとりと出会いのあたりとかをじっくり書きたかったのだけど、そうするともの凄く長くなるため省略
それにオチはロゼッタの話で見えちゃうしね(汗

ロゼッタの話の結末を決定付ける、ハッキリしない気持ち悪さを解決する意味でこれは書きました

GHで死んだ兵士がモンスターになる・・・
これはROのスクリプト小説を書くスレ(スレの名前は良く覚えてないです)で出てきたネタだったと思います
なんだか使えそうだなーと思ってそのまま覚えてました

設定を細かく突っ込むとレイドリックは大型なので人間より実ははるかに大きいわけで
本当はグラストヘイムに住んでいたとされる巨人族の亡霊ではないかと思われます

でもそうすると物語要素が足りないので、実際のゲームでの見た目のようにレイドリックには縮んで貰って、人間の心残りなどをきっかけにして生まれていく亡霊ということにしてみました

心残りがある限りレイドリックも深淵の騎士も
何度でも甦るのです
それは本来のグラストヘイムの兵士の無念であったり
グラストヘイムで死んでいった者の無念であったり
色々です


そうすると様々な物語が派生してきますね
単なる「敵を倒して終わり」ではつまらないのです

こういうちょっと複雑な事情を思いつきやすい設定があると、ストーリーを考え易くなります

さて・・・この話でフェネガルは死亡が確定したわけですが
ロゼッタは幸せになれるのでしょうか

ロゼッタの話のあとがきにあるように個人的にはこのあと(ry な不幸な終わり方が好みなのですが
思いついたらまた、シリーズとして気まぐれに連載してみましょうかね(笑
無責任な発言なのでアテにはならないですが

むぅ、後で卯月日和からもリンク貼ろうかな?
RO限定小説としてもっと話が溜まってからにしよう・・・
あそこROのサイトじゃないし
--]]
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